2012年6月27日水曜日

春の晴れた穏やかな日に桜の花見をすると、なぜかほっとした気分となります。花が咲いて散り、やがて青葉が芽吹いて葉が木全体に生い茂り、夏となります。桜の木は季節の推移に従い着実に成長を続けていますが、人間の生活感覚から見ると、その動きはほとんど感じられません。ただ、木々の葉が気持ち良さそうに風にそよいでいるだけです。「柔和な者は幸いである。彼らは地を受け継ぐであろう」とか「あなた方は互いに愛し合いなさい」というイエスの言葉は、過激競争の現代社会では難しそうです。仏教には「禅定」と言い、禅で瞑想に入って心を安定させる技法があります。そのように、現代人は心の平和や安定をもたらす何かの工夫をする必要があるのでしょう。それには、ネガティブでもポジティブでもなく、右でも左でもない、中央のバランスの位置に身を置く「中庸の徳」も、あながち軽視できないのです。A氏が「何事も適度に楽しんで良いのです」という言葉は、この意味でも安心感を与えてくれます。野鳥や野の動物たちはまったく自由に生きています。人間もそのように生きるためには、時々自然界の時間に合わせたり、各自工夫をする必要がありそうです。---------------------- (2012年6月27日ー)

0 件のコメント:

コメントを投稿